先日、漆芸研修の特別授業として、堆錦講習が行われました。
堆錦は加飾技術の一つで、焼き漆に顔料を練り込み、粘土状にしたものを漆器にレリーフ的に貼り付ける技法です。
「堆錦餅」を作っているところ。顔料を混ぜた漆を叩いて、ローラーで薄くのばします。
グラデーションを表現するため、顔料を調整して少しずつ色を変えた堆錦餅を作っています。
デザイン図案をもとにパーツごとに堆錦餅を切り取り、貼り付けていきます。
これまでに出来上がった作品たち。今後も数点 制作する予定です。
完成した作品は、3月に開催される『工芸振興センター展』で展示される予定です。