紅型研修では、現在課題制作として帯の制作に取り組んでいます。
今回は、作業工程の中でも仕上げ部分にあたる「蒸し」「水元」の様子を紹介します。
配色が終わったら、色を定着させるために蒸し器に入れ熱を与えます。
こちらがセンターにある蒸し器。人が入れるくらいの大きさです。
この中で1時間、約100℃の高温で蒸します。
水元(みずもと)の様子。水元とは水洗いのことです。
蒸しあげた布を水に浸けて、ふやけた糊や余分な顔料・染料をシャワーの水圧で落とします。
水元が終わると白地部分が現れ、染めた色がより鮮やかに見えます。
白地の紅型はこれで完成です。
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