藍建て講習の様子
織物、紅型研修を対象に、8月のはじめに藍建ての研修をしました。
初めて泥藍をさわる研修生も多く、興味津々の様子。
琉球藍から精製した泥藍の細かなゴミを取り除き、カルキ抜きをした水の中でアク抜きをします。
藍の栄養分となるフスマを足し、次の日以降、灰汁を少しづつ足していき、毎日かき混ぜて藍を建たせていきます。
8月も終わりの現在、無事に藍を染めることができています。
紅型
紅型研修は帯の製作に入りました。
三ヶ月かけて作った型彫りの下敷き、ルクジューも完成です。
写真上段 :図案作成、型彫りの準備、型のチェック
写真下段 :糊置きの修正、島豆腐でできたルクジュー
織物
織物研修は外部講師の先生に来ていただき、絣を織る準備に入りました。
白く残したい部分を、図案に合わせて染料が入らないよう、しっかりとビニールテープで巻いていきます。
写真上段 :経糸の準備、まとめてくくれるよう糸束をずらす真芯かけ
写真下段 :経糸のくくり
漆芸
漆芸研修の8月は、手板、お椀、箱物に下地づけ、研ぎを中心に作業しています。
他には、乾漆の石膏原型を成型したものに下地をつけ、布貼りをしています。
写真上段 :糊漆の練り、漆固め、手板の空研ぎ
写真下段 :お椀の空研ぎ、乾漆の石膏原型成型、布貼り
木工芸
木工研修は、7月から継続して、多角形の小さい盆の作成、木工旋盤を使用して、小皿などの器、行燈の作成を
行っています。
写真上段 :木工旋盤による器の作成
写真下段 :多角形盆の加工組立、行燈の加工組立