ブログ
·
2025/03/17
2025年工芸研修成果展とセンター技術紹介の様子
2025年3月7日~9日の3日間、おきなわ工芸の杜まつりが開催されました。
期間中、研修生たちの制作物を発表する工芸研修成果展と、沖縄県工芸振興センターによる技術、業務紹介の展示を行いました。
高度工芸(織物・紅型・漆芸・木工芸)の研修生は約1年間、金細工・工芸縫製の研修生は約6か月間、それぞれの分野で技術を学び、高めています。そんな技術と想いが落とし込みまれた作品が一堂に会し、会場は来場者の方で賑わいをみせました。
沖縄県工芸振興センターでは、実演として、桐油塗り、螺鈿のパーツ探し、筒描き(筒引き)、地染め(水引き)の体験を行いました。来場者の方の「難しい!」という声も多く聞かれ、工芸手仕事の繊細さや大変さを体感していただけたようです。
また、研究として沖縄の織機の調査を行っており、沖縄本島の機・平良敏子の機・沖縄市知花の機・八重山上布の機・宮古上布の機・八重山の地機・折り畳み式の機といったミニチュア機でそれぞれの違いを見比べる展示と、技術支援として植物染料・化学染料による染色講習や、街路樹を木工材として活用する研究、漆芸下地の品質向上に関する研究の展示も行いました。
おきなわ工芸の杜3階、沖縄県工芸振興センター事務所内では、今回の杜まつりで展示した調査・研究の展示を行っています!見逃した方、もう一度見たい方もぜひ覗いてみてください♪
tagPlaceholderカテゴリ: